会頭ご挨拶
「元気なまちは元気な企業から」

会員事業所の皆様には、平素から日立商工会議所の事業運営に、温かいご支援、ご協力をいただいておりますことに深く感謝を申しあげます。
さて、私は、令和7年11月5日の臨時議員総会におきまして、第12代会頭に選任されました。責任の重大さにたいへん身の引き締まる思いであります。秋山前会頭の後任として、引き続き会員の皆様方の声とご支援をいただきながら事業を進めてまいりますので、ご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。
会頭就任にあたり、総会では、私の所信といたしまして、地域企業の活性化と会員に寄り添った支援、そして若い経営者や新しい発想を持った起業家の育成支援を表明させていただきました。若い人たちと向き合うたびに、私自身も大いに刺激を受け、「日立はまだまだこれからなのだ」という確信を、幾度となくアップデートしてきました。
特に、これからの地域を担う若い経営者や起業家の育成は、私たちに課せられた大きな使命です。新しい発想を持ち、柔軟な行動力で挑戦する若者たちが、地域に根を張り、事業を展開していくことは、未来の地域経済を支える大きな力となります。新進の事業者が安心して挑戦できる環境を整えることこそ、商工会議所の役割であり、私の基本的な指針としたい「元気なまちは元気な企業から」を発信してまいりたく考えております。
そのためには、3100余の会員同士、世代を超えたネットワークづくりの支援や、起業家への資金調達、事業計画策定のサポートを通じて、挑戦の後押しが重要な取り組みになると考えます。デジタル技術の底上げや環境対応などは、新しい時代に必要な知識とアイテムであり、学ぶ機会の提供や未来志向の経営を支えてまいりたいと考えます。
日立市は豊かな自然環境と歴史ある文化を有しています。太平洋に面した美しい海岸線、かみね公園や日立アルプス、日立さくらまつりを象徴する桜などの観光資源は、地域の魅力を広く発信できる大切な財産です。こうした資源を活かし、産業と観光を融合させることで、地域全体の活性化につなげていくことができるのではないかと考えています。
一方で、地域経済は物価高騰や人材不足、人口減少といった課題にも直面しています。日立市は製造業を中心に発展してきた街であり、電機産業をはじめとするものづくりのDNAは、今も地域の基盤を支えています。しかし、グローバル競争の激化や技術革新のスピードに対応するためには、従来の枠を超えた挑戦が求められています。
従来通り全国の商工会議所や経済団体との交流を継続し、各地域が抱える課題は異なりますが、「地域企業を支える」という共通の思いを高めて、互いの知恵や経験を共有し、より大きな成果を生み出すことに期待してまいりたいと思っています。
結びにあたり、会員企業の皆様のご健勝とご発展を心より祈念いたします。私たち日立商工会議所も、皆様と共に歩み、共に未来を切り拓き、皆さまのご期待にお応えできるよう、より一層の努力を重ねてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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日立商工会議所宣言
- この地に根づいている『モノづくりの精神』を大切にし、新たな時代にふさわしい産業を興そう。
- 地域経済の発展のために適時、適切な提言、要望活動を推進しよう。
- 会議所活動の浸透を図るために、地域の声を事業に反映させよう。
- 豊かな地場産業を築くために、IT(情報技術)を駆使しよう。
- 中心市街地活性化のために、多角的にアプローチをしよう。







